こんにちは!黒崎です!
今回はセルフジェルネイルについて道具を揃えるところから基本のやり方まで
セルフネイルが初めての方にもわかりやすく解説していきます。
「ジェルネイルとは?」「他のネイルについても知りたい!」という方は
以前書いたネイルの種類とメリット・デメリットについて【ネイルのきほん①】を読んでみてね!
セルフジェルネイルに必要な道具
まずはセルフジェルネイルに必要な道具を見てみましょう。
あると便利なアイテムは他で代用できるものや
なくても問題ないものなので
初めのうちは揃えなくても大丈夫です。
まずはやってみてあなたの爪に必要なものを
少しずつ揃えてみてください◎
とにかくお安く色々揃えてみたいという方は
SHEINのネイルツールをチェックしてみるのも○
届くまで少し時間はかかりますが、
見るたびに新しいツールが追加されています。
黒崎はパーツ
ウッドスティック
性能も特に問題なしで大助かりです◎
最近はついにライト
これで済むなら本当に破格です!
(実際に使ったことはないので購入の際は
レビューなどお確かめの上でお願いします)
初めてのジェルネイルはキット購入がオススメ
ジェルネイルに必要な道具、結構たくさんありますよね…
全てを一つずつ揃えるのはなかなか骨が折れます。
そんなときにオススメなのがジェルネイルキットです。
ジェルネイルキットはライト、筆、ジェルをはじめ他にもネイルに必要なアイテムが
一度に揃ってとてもお得な価格で手に入るのでこれから始める人にオススメです◎
黒崎もセルフネイラーデビューはキットからでした!
キットに入っていたライトをずっと使っていたのですが先日ついに壊れてしまいました…
絶対に必要なものなので即日買い替えたのですが、ライト単品での価格に愕然としました(笑)
6年間、隔週でネイルを変える私の為に働いてくれたのでキット付属のライトのコスパは申し分ないです!
ライト定価購入+α程度の金額で最低限の道具が揃うキットはやはり俄然オススメです◎
セルフジェルネイルのやり方
必要な道具がそろったらさっそくネイルしていきましょう。
ジェルネイルの大まかな流れは
- 爪のケア&下準備
- ベースジェルを塗って硬化
- カラージェルを塗って硬化(2・3度塗り)
- トップジェルを塗って硬化
- 未硬化ジェルなどをふき取りしっかりと保湿
といった感じの5ステップです。
1ステップずつ説明していくので、まずはこの基本をマスターして
綺麗なジェルネイルが自分でできるようになっちゃいましょう!
①爪のケア&下準備
すぐにジェルを塗ってみたいところだとは思いますがその前に下準備をしっかりやりましょう。
この工程が綺麗な仕上がりと持ちをアップするのにとっても重要です◎
(1)爪の形を整える
ネイルファイル(=爪やすり)を使って爪の形を整えていきます。
まずは長さを決めてから、サイドを削って理想の形に近づけましょう。
ネイルファイルは一定方向にサッサッと軽めの力で動かすのが失敗しないコツです◎
往復するように動かしたり、力を入れすぎると削りすぎてしまったり爪に負担がかかる原因になります。
(2)甘皮とルーススキンを処理する
爪の形が決まったら甘皮とルーススキンを処理していきます。
甘皮とは、爪の生え際にある皮のことで爪と皮膚の隙間からばい菌が入るのを防ぐ役割があります。
全部取ってしまうとそこからばい菌が入って爪の病気になってしまうこともあるので
注意が必要ですが、余分な甘皮の処理はジェルネイルの持ちをアップさせるのにとても重要です。
ルーススキンは甘皮の下や甘皮から先にのびてくるさらに薄い角質皮のことです。
余分な甘皮が残ったままジェルを乗せてしまうと、甘皮の上から隙間が出来てネイルが浮いてきてしまいます。
しっかりとやり方を覚えてネイルの前には忘れずにやりましょう◎
このあとすぐにネイルをしない場合はネイルオイルやハンドクリームでしっかりと保湿しましょう。
甘皮の処理は綺麗なジェルネイルの為に不可欠な工程ですがリスクもあるので
基本的にはキューティクルニッパーなどでの切り取りはせずに
柔らかくして擦ればぽろっと取れる部分を優しく除去してくださいね。
(3)爪の表面を削る(サンディング)
ジェルの定着を高めるため爪の表面を軽く削ってサンディングします。
すりガラスのような質感にすることでジェルネイルの持ちがアップします。
この工程は自爪が薄く弱くなっていく原因になるので
できれば避けたいという方はピールオフジェルの使用がオススメです。
ピールオフジェルを使う場合はサンディングはやらなくてOKです◎
(4) 最後に油分除去!
仕上げに手を石けんで洗い、
ワイプ(コットン・キッチンペーパーも可)に
エタノールを染み込ませてしっかりと
爪周りまで消毒しましょう。
爪に汚れや油が付いた状態でジェルを乗せてしまうと
隙間ができやすくなりジェルの定着が悪くなって
はがれやすくなってしまいます△
画像が下処理の終わった爪です。
黒崎はピールオフジェルを使うので
サンディングはしていません。
傷んでいてわかりにくくてすみません。
いつか差し替えます…
②ベースジェルを塗って硬化
下準備がしっかりできたらいよいよジェルを塗っていきます。
ライト、ジェル、筆やウッドスティックを用意して、まずはベースジェルを塗っていきましょう。
ジェルを塗るときは全ての工程でしっかりとエッジ(爪の切り口)部分まで塗りましょう。
爪先は負荷のかかりやすい部分なのでそこからはがれやすく、
ジェルでしっかりと覆っておくことで持ちをアップさせることができます◎
エッジに対して筆を垂直にちょんちょんと少しずつあてていくと良いです。
ベースジェルは自爪とジェルネイルをしっかりと密着させるための下地のような役割をしてくれます。
先程紹介したピールオフジェルを使用するのはこの時です。詳しい使い方はこちらをお読みくださいね◎
ジェルを塗るときは、ポリッシュ型の場合は余分なジェルはしっかりと容器のふちでしごいて、
コンテナ型の場合は筆の半分くらいにジェルをつけて塗っていきます。
爪の生え際にいきなり筆を当てるのではなく、爪の中央あたりから塗りはじめると
爪からジェルがはみ出してしまうことも減ると思います◎
生え際の部分は習字の「とめ」みたいな感じで生え際に筆をおいたら一旦とまって
ゆっくりと塗り広げると生え際までしっかりと綺麗に塗れますよ。
ベースジェルが塗れたら、ライトで硬化します。
爪からジェルがはみだしてしまった場合は、
ライトにあてる前にウッドスティックなどで
はみ出した部分を丁寧にふき取りましょう。
ジェルはライトにあてるまでは固まらないので
焦らずに修正してくださいね◎
画像はピールオフジェル→ベースジェルを塗って
硬化が終わったところです。
③カラージェルを塗って硬化
続いてカラージェルを塗っていきます。
カラージェルは2度、3度と重ね塗りすることが
綺麗な仕上がりへの近道です◎
1度に厚く塗ってしまうと硬化不良になったり
硬化までの間にサイドにジェルが流れて
汚い仕上がりになってしまいます△
カラージェルを薄塗りして硬化、の作業を
2度~お好みの濃さになるまで繰り返しましょう。
重ね塗りしていくことで均一に塗れていくので
ムラはあまり気にしなくてもOKです。
画像は100円ショップのキャンドゥジェル
キャラメルブラウン(明るいクリアブラウン)を
2度塗りしたところです。
アートをするならこの時にやります。
今回は同じくキャンドゥジェルの
セピアブラウン(暗めのクリアブラウン)と
黒のジェルを使ってべっ甲っぽくしてみました◎
また、パーツを乗せるときは硬めのクリアジェルや
パーツをつける用のジェルを接着剤の様に使って乗せます。
シールを貼りたいときはカラージェルの後に残った
未硬化ジェルをエタノールでふき取ってから
ピンセットなどで貼り付けます。
アートなどをしてできた段差は
クリアジェルで埋めるようにすると
仕上がりが綺麗になります。
アート・パーツ・シールはまた後日
詳しい記事を更新予定です◎
④トップジェルを塗って硬化
次はトップジェルでジェルネイルを仕上げていきます。
トップジェルは表面の仕上がりを修正できる最後の工程なので
表面が凸凹していたりしたらそれを埋める感じで塗布します。
ジェルを乗せたら筆を爪に対して垂直に立てて、
表面をなぞるようにするとやりやすいです◎
トップジェルだとさらさらしていてやり辛いという場合は
硬めのクリアジェルがあると便利です。
筆あとが残ってしまう場合は、硬化しないで少し置いておくと
だんだんと馴染んで滑らかな表面になっていきます。
これは表面張力によるセルフレベリングという現象です。
色々な角度から見て、できるだけなめらかな曲線になるように
できるとプロのような仕上がりに近づきます♡
トップジェルを塗ることで
カラージェルまでの層をしっかりと保護して
強度をあげることができ、
見た目も良く仕上がります◎
未硬化ジェルが残るタイプと未硬化ジェルが残らない
ノンワイプトップジェルがあります。
また、ツヤツヤになるものが定番ですが
マットな仕上がりになるトップジェルもあるので
色々揃えるとネイルの幅も広がります。
未硬化ジェルとは、ジェルネイルを硬化した後に表面に残るベタベタとした部分です。
はじめて見るときはちゃんと硬化しなかったのかとびっくりするかもしれませんが
ノンワイプタイプのジェル以外は硬化後にベタベタが残るのが普通です◎
基本的にトップジェルを塗って硬化するまで未硬化ジェルをふき取ったりする必要はありません。
シールを貼りたい時などにエタノールとワイプを使って、ふき取ることがあります。
⑤未硬化ジェルなどをふき取りしっかりと保湿
トップジェルの硬化まで終わったら、未硬化ジェルをエタノールが染み込んだコットンなどでふき取って
ネイルオイルやハンドクリームでしっかりと保湿しましょう。
ネイルオイルの場合は爪の根元に一滴ずつたらし、甘皮部分から爪の先まで塗りこみます。
ハンドクリームで代用する場合は普段使うときと同じように指先を中心に爪にも塗り込みます。
爪を健康に保つためにも持ちをよくするためにも、こまめなハンドケア・ネイルケアは重要です◎
セルフジェルネイルを綺麗に仕上げるコツ
まとめ
今回はセルフジェルネイルの基本的なやり方を初心者さんに向けてまとめてみました。
セルフジェルネイルにはもちろん慣れも必要ですが、
下準備を怠らず、1工程ずつ丁寧にやっていくことで綺麗なジェルネイルが楽しめます。
まずはワンカラーではじめてみて、慣れたらシールやパーツを使ってデコレーションしてみたり
筆を使ってフレンチやグラデーションを使ったアートをしてみたりしてみてください。
ネイルのきほんシリーズでは次回以降も簡単なアート、パーツのつけ方や長さ出しの方法など
セルフジェルネイルのお役立ち記事を更新予定です。
よければ今後もお付き合いの方、よろしくお願いします◎