こんにちは!黒崎です!
今回も、デアゴスティーニから刊行の『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』を完走目指して進めていきます。
こちらは色々なスヌーピーの刺繍をやっていくキット付きのシリーズで、
丁寧な解説付きで初心者から上級者まで楽しめる内容になっています。
この記事では、刺繍初心者の黒崎が「本当に初心者でも簡単に楽しく出来るのか」実際にやってみてレビューしていきます◎
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』についてはこちら!
5号・6号の紹介
まずは5号・6号の内容をご紹介します
5号
5号は冊子とキットのセットで1,390円でした。
5号では春のタペストリーの刺繍と6号にかけてマルチケースの作成をします。
キットの内容は以下の通りです。
- 25番刺繍糸 濃ピンク(DMC601)
- 25番刺繍糸 青(DMC826)
- 25番刺繍糸 薄緑(DMC913)
- 25番刺繍糸 黒(DMC310)
- マルチケース用布
- 接着芯
6号
6号も冊子とキットのセットで1,390円でした。
6号でも春のタペストリーの刺繍と5号からのマルチケースを完成させます。
キットの内容は以下の通りです。
- 25番刺繍糸 紺(DMC792)
- 25番刺繍糸 赤(DMC321)
- マルチケース用布
- 接着芯
- スナップボタン
実際にやってみよう
まずは5号・6号のタペストリー刺しゅうからやっていきます
5号のタペストリー刺繍
5号の春のタペストリー刺繍は5つの風船!
ひとつだけPEANUTSでは見慣れた顔が混ざっているな…?(笑)
今回使用するステッチは、アウトラインステッチ・バックステッチ・ストレートステッチ・サテンステッチ・フレンチナッツステッチです。
冊子に書かれている制作時間のめやすは2時間ですが
実際にかかった時間は3時間ほどでした!
基本的な輪郭線は創刊号~4号まではバックステッチで刺していたのですが、今回からアウトラインステッチになりました。
アウトラインステッチは創刊号・2号のイニシャルハンカチ以来の登場です。
思ったようにカーブが刺せなかったり、糸をよけながらひと針ずつ刺していたりでなかなか手強かったです。
これは慣れの問題なんだろうなという感じなので精進します…!
図案としては今までのタペストリー刺しゅうの中で断トツでカラフルですね。
サテンステッチをこんなに大量に刺したのも初めてになるのでボリュームがすごかったですが楽しかったです。
6号のタペストリー刺繍
6号のタペストリー刺繡は大喜びのスヌーピー。
周りのお花が細かそう…8つもあるわね…頑張っていきましょう。
使用するステッチは、アウトラインステッチ・バックステッチ・サテンステッチ・ストレートステッチ・ランダムストレートステッチです。
こちらの制作時間のめやすは2時間半。
実際には休みながら進めて4時間程度かかりました。
6号も5号同様、輪郭線はアウトラインステッチです。
5号の図案に比べて角が多く、まだまだなれないアウトラインステッチは苦戦しました。
そして花…これがやばかった…
細かい輪郭を刺してさらに細かいサテンステッチを繰り返すだけの作業…
目がすごく疲れて一つ刺しては休憩して少しずつ完成させました。
黒崎的には今までで一番、精神的につらい箇所でした。
マルチケースを作ろう
最後に5号・6号のスヌーピーグッズ”マルチケース”を作っていきましょう!
スヌーピーグッズ、第1弾はイニシャルハンカチ、第2弾はミニフレームでしたが
ここにきて遂に実用性が高めっぽいマルチケースです。テンション上がりますね。
(第1弾のハンカチは結局生地がペラペラすぎて使ってません…)
しかし実用性が高そうということは裁縫パートが多いということ…
刺しゅうだけでなく裁縫自体初心者な黒崎の心理的ハードルが上がっております。
気合い入れてやっていきましょう。
マルチケース前半戦(5号部分)
マルチケース前半戦は裁縫パートほとんどなしの刺しゅう部分の作業です。
まずは5号キットのマルチケース用布と接着芯を貼り付けます。
ここで裁縫初心者黒崎、「接着芯とは…?」となりましたので調べてみました!
接着芯とは樹脂が吹き付けてある布のことで、アイロンで布に貼り、布に張りを持たせたり、型くずれを防いだりする役割があります。
Couturier 手芸・ハンドメイドブログ より
布の強度を増すためのものってことね!
素材が色々あったり両面が接着面になっているものがあって用途によって使い分けるようです。
今回の接着芯は素材は書いてなくてよく分かりませんが、織布っぽい感じで片面接着のタイプです。
そんなわけで、布と接着芯をアイロンで貼り付けます!
その後、寸法を測ってチャコペン等で印をつけ、2号キットのマジックペーパーから
今回分の大きなスヌーピーの図案を切り取り、指定の位置に貼り付けます。
次に刺しゅう枠にセットして、上半身→下半身の順に刺していくのですが、
ここで3号キットのパンチニードルの出番です!
パンチニードルのことは「なんかモコモコの刺しゅうができる」ということしか知りませんでした。
やってみてわかったやり方や注意点は、また別の記事にてご紹介したいと思いますので今回はサクッと行きます!
ブスブスと刺して出来上がったのがこちらです!
モコモコ側じゃないのか…とちょっと残念でしたが、
2号キットのレッスン布でモコモコの練習をしたらすごく難しくてスカスカになってしまいました。
線の刺しゅうからやるのはやはり刺しゅう初心者向けに考えられているのだなと思いました。
糸をきちんと始末して、ぬるま湯につけてマジックペーパーを溶かして乾かしたら
マルチケース前半戦、5号の部分は終了です!
マルチケース後半戦(6号部分)
さてマルチケース後半戦、6号です!
5号にて刺しゅう部分が終わってしまったのでここからは裁縫地獄ですね、頑張ります。
まずは前半戦同様、6号キットの布と接着芯を貼り合わせます。
寸法通りに布を切ったら、
- 全体を巻きかがり
- 半分に折って、両脇を縫い代1センチで縫い合わせて
- 内側に縫い代を折ってアイロンをかけておきます
- 表に返して入れ口部分を内側に1センチ織り込んで縫い合わせます
続いて5号で刺しゅうした布を寸法通りに切って、印をつけます。
中表で上以外の周りを縫ったら表に返し、
- 周りを並縫いで縫って、
上部分を6号分の紺色の布の口が開いてる部分と合わせて縫い合わせ、 - 折り返して②の部分を紺色の布と一緒に縫います
最後にスナップボタンをつけます
完成です!
今回の感想・まとめ
今回も初心者でもしっかりと楽しめました!
やはり6号は裁縫地獄でしたが、それほど難しい縫い方もなく
裁縫&刺繍初心者の黒崎でものんびり楽しく作ることが出来ました。
初めてのパンチニードルは、何とか形にはなりましたが
なかなかやり方のコツがつかめず、まだまだ練習が必要だと感じました。
完成したマルチケースは刺繍糸や裁縫道具をしまっておくのに使っています!
それでは、今回も長くなりましたがおつかれさまでした!