こんにちは!黒崎です。
第0号での宣言通り、デアゴスティーニから刊行されている『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』を完走目指して進めていきます。
刺繍初心者の黒崎が、初心者でも簡単に楽しく出来るのか実際にやってみてレビューしていきます◎
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』については、以下の記事で詳しく紹介していますのでそちらをご覧くださいね。
創刊号・2号の紹介
まずは創刊号と2号の内容をご紹介!
創刊号
創刊号は画像左側の冊子と右側の刺繍キットのパックがひとまとめになって490円でした。
創刊号では春のタペストリーの刺繍と2号にかけてイニシャルハンカチの作成をするようです。
キットの内容は以下をご覧ください。
- 図案プリント済みの春のタペストリー用の布
- イニシャルハンカチ用の布
- 25番刺繍糸 黒(DMC310)
- 25番刺繍糸 赤(DMC321)
- 25番刺繍糸 薄紫(DMC554)
- 手縫い糸 生成り(木綿糸)
- フランス刺繍針7番
- 手縫い針
2号
2号は冊子とキットのセットで1,390円でした。
(創刊号同様パックになっていましたが写真を撮り忘れてしまいました)
チャコペーパーなどのペーパー類がキットのパックと厚紙の間にあるので注意です。
2号では春のタペストリーの刺繍の続きとイニシャルハンカチを完成させます。
キットの内容は以下をご覧ください。
- 10cm刺しゅう枠(1つ)
- 25番刺繍糸 青(DMC3838)
- 25番刺繍糸 茶(DMC167)
- レッスン布
- マジックペーパー(プリント済み)
- チャコペーパー
- トレーシングペーパー
- セロハン
実際にやってみよう
創刊号のタペストリー刺繍
それじゃあさっそく創刊号のタペストリー刺繍をやってみよう!ということでキットを開けて刺繍の手順ページを開いてみると…
「まず、下準備をしましょう!」
と書かれていて、刺繍をする気満々だったのでちょっとだけ拍子抜けしました(笑)
布周りのほつれ止めとして”巻きかがり”をしろと書いてあるので手縫い糸で画像の様に縫っていきます。
ちなみに黒崎は刺繍完全初心者ですが、裁縫に関しても学生時代の家庭科でやったことくらいしかありません。
そんなわけで24.5cm×34cmの布をぐるっと縫うのだけでも相当苦戦しました…。
冊子に書かれている製作時間の目安は1時間30分ですが、多分黒崎はここだけでそれくらいかかってます(笑)
どのくらいの腕前の人基準の目安なんだかわかりませんが気にしたら負けということで!
さて、今度こそスヌーピーの刺繍を…と思ったら次のページは刺繍糸の使い方が糸の引出し方から丁寧に書かれていました。
またまた拍子抜けですが確かに習ったこともないことだったのでへなちょこ初心者の黒崎にはありがたかったです。
さらに次のページには今号で使うステッチ方法の説明が載っています。
タペストリー布の端に練習用で線が引いてあるのでそこで練習もできます。
今回使用するステッチは、バックステッチ・サテンステッチ・ランダムストレートステッチです。
糸の扱い方やステッチの練習もできたらいよいよ!ついに!スヌーピーの刺繍です!
丁寧に写真付きの解説が載っているのでとても分かりやすく、わからないというストレスは感じずにできました。
思ったより上手にできたし初めての刺繍をしてちょっと感動…!
これを積み重ねてタペストリーを完成させていくのね…
最終的にかかった時間は3時間くらいでした!目安時間の倍…だと…?
2号のタペストリー刺繍
続いて、2号のタペストリー刺しゅうをやっていきます!
創刊号の下準備がない分さくっと終わるんじゃないかな?と思いながら目安時間の欄を見ると…
「製作時間のめやす:2時間」
?????
もしかして創刊号の目安時間に下準備の時間は入っていないのかな?
謎ですがとりあえずやっていきます!
創刊号同様、今号で使うステッチの説明ページがあるので流し見します。
そして2号キットには刺しゅう枠が入っているので今回からは枠にセットして縫います。
おお!これこれ!という感じでセットしたら一気に刺繍を始めた実感がわいてウキウキです!
2号も使用するステッチは、バックステッチ・サテンステッチ・ランダムストレートステッチです。
そんなこんなで完成した刺繍がこちらです。
赤色の部分がなかなか難しく、上のラインがどうしても揃わなくてガタガタしちゃったので上にまっすぐの線を縫うというズルを犯しています…(笑)
今回かかった時間は3時間くらいでした!私が遅いのか目安時間が玄人向けなのか…
YouTubeやアニメを見ながらやってるのでそれもあるかもしれませんが…
イニシャルハンカチを作ろう
最後に、創刊号と2号の『すぐに使える!スヌーピーグッズ』
”イニシャルハンカチ”を作っていきます!
ハンカチ前半戦(創刊号部分)
こちらに関してもタペストリー同様、端の処理からです。
まず端のほつれを取り除いて全辺をまっすぐにするとのことなので取っていくと…
どんどん小さくなってしまいました(笑)
これでいいのか…?と思いつつ次は寸法を測って周囲を三つ折りにします。
ここが苦労しました…うまく測れず全然正方形にならなくて斜めの辺を切ってたらどんどん布が小さくなり…最終的に正方形じゃないし指定の寸法より数センチ小さくなってしまいました…
その後もせっかくまっすぐにした端が折ってる最中にまたほつれてきたり、折り線が曲がってしまったり…
でもこれは手元にアイロンがなかったので横着して指アイロンで強行突破したのが一番の敗因だと思います(笑)
三つ折りの跡がつけられたらまつり縫いで縫い付けていきます!
できました!ぼちぼちの出来じゃないでしょうか。
ここまでが創刊号の内容です!
ハンカチ後半戦(2号部分)
創刊号でハンカチの形にするところまで終わりましたのであとは刺繍するだけです!
マジックペーパーの使用部分を切り抜いて→トレーシングペーパーで冊子の図案を写しとってチャコペーパー・セロハンとともに適当な大きさに切ります
(図案を写すときマジックペーパーを貼る位置も目印程度に移しておきます)
ハンカチにチャコ・トレーシング・セロハンの順にセットしてボールペンなどでなぞって布に転写します
目印の位置にスヌーピー、対角線上にウッドストックを貼り付けたら刺繍の準備完了です!
イニシャルをアウトラインステッチとサテンステッチ、スヌーピーとウッドストックをバックステッチで刺します。
バックステッチは多少慣れてきて比較的すいすい刺せるんですが、イニシャル部分に苦戦…!
アウトラインステッチが初めてなのもあり曲線や斜めに重ねていくのが難しかったですが何とか形にはなりました!
刺繍を終えたら残ったマジックペーパーを処理します。
ぬるま湯につけると溶けてなくなるとのことで桶で優しくつける写真が載っていました。
が、めんどくさいので水道のお湯でジャバ―!
ちゃんときれいにとれました(笑)
干して乾かしたら完成です!
ハンカチ自体の形はちょっと歪ですが可愛くできて達成感。
でも実際にハンカチとして使うかは微妙なところです。生地がなかなかにペラペラなため…。
とにかくおつかれさまでした!
まとめ
というわけで今回は創刊号と2号をご紹介&実際にやってみました。
刺繍初心者・裁縫は学生レベルの黒崎でもところどころ苦戦はしつつも、とても楽しくできました。
本当に丁寧にやり方の説明が載っているので、刺繍初心者でも問題なく進めていけます。
今は最新刊に追いつきたくてどんどん進めていますが、追いついたころには刺繍にも慣れてきて、
隔週でちょこっとずつ進めていくのはいい息抜きになりそうです。
初心者でも説明を読みながら丁寧にやれば可愛いものが出来ます!
やってみて感じた良かった点、微妙だったり注意が必要だと思った点を以下にまとめます。
良かった点
- 可愛いものを作り出す達成感
スヌーピーは当たり前に可愛いわけですが、それを自分で刺繍して作品にする。ものづくりをそれほど経験したことのない黒崎にとっては感動と達成感が強く、とても楽しめました。 - 初心者にもわかりやすい丁寧な説明と写真
コマ割りか?ってくらいたくさんやり方の写真が説明とともに載っています。
説明もわかりやすく、写真と合わせてやり方を理解するのも簡単でした。
要所にやり方のアドバイスなども書いてあって、初心者としてはとても参考になりました。 - キットで必要な材料がそろう安心感とお得感
今回は創刊号~なので特にそうなのですが、布・図案・針・糸などがきちんとそろっているのは助かります。
創刊号は普通に原価割れしてるんじゃないの?といったお得感です。
微妙だった点・注意点
- 裁縫パートが意外と多い
当たり前なんですが、作品を作る過程で刺繍の前後に裁縫で準備や仕上げをします。
刺繍に関しては初心者にも易しく説明されていますが、裁縫に関しては簡潔な指示が多いです。(「ここをまつり縫いします」など)
裁縫も初心者の黒崎としてはなかなか大変なパートとなりました。「とにかく刺繍だけがしたい!」という人は注意が必要です。 - 各説明についている動画のQRが微妙
各説明に説明動画のQRが付いています。読み取るとTouTubeの動画に飛びます。
写真で事足りたため黒崎は全部終えてから確認したのですが、写真前後の短い時間の動画で写真以上の情報は特になさそうでした。
静止画よりも細かい手の動きを見たい!という人以外には需要は低そうです。 - 自分で用意しなきゃいけない道具もある
はさみや定規、印付できるものなどはキットには含まれていないため自分で用意する必要があります。
大体家にあるものだとは思いますがキットだけを用意してさあ始めよう!とはできません。
おつかれさまでした
上記の良かった点・注意点を踏まえて購入を検討してみてくださいね。
学生時代の裁縫を少しでも覚えていれば刺繍が初心者でもできるのは間違いありません。
長くなりましたが、この辺で。